建物本体
1.工法

2×6(ツーバイシックス)工法
2×6(ツーバイシックス)工法とは、2×4(ツーバイフォー)工法から発展した建物の作り方で、職人の力量に左右されることなく品質の高い家を建てられるというメリットがあります。
また、箱形の構造なので横揺れを分散させることができ、耐震性能に優れています。枠組材が空気の流れを遮断するため、耐火性も高いといえます。
壁、天井、床の六面体を構造の基本としているので、すきま風や室内の空気の流失が少なく機密性・断熱性が高いのも特徴です。
詳しくはハスカーサ公式プログで解説↓
→ハスカーサ公式サイト/高気密高断熱で、住宅性能をあげる2×6工法
2.天井高

1階:ホール・ダイニング・リビングは2700mm/その他2500mm 2階:2420mm
天井高の一般的な標準は2400mmが多い中、ハスカーサは1階の主要部分が2700mm!!
さらに1階のその他のお部屋も2500mmと高い。
天井高の差は中々イメージしづらいですが、ぜひ展示場で体感してみることをおすすめします。
私たちは最初に訪れた展示場の高天井を見て、リビング天井は絶対に高くしたい!と決心したほどです。
オプションで天井高を上げると数十万円・・・標準に含まれてるのは嬉しいですね。
ちなみに検討していたHM9社の中では、標準が2700mm以上なのはハスカーサだけでした。
続いてウィザースホームが2600mm、他は2400mmが多かったです。

高い天井にハイドアを合わせれば、開放感抜群♪
※構造的な理由で2700mmを確保できない場合があります。
※3階建てには適応されません。
3.基礎

防湿ベタ基礎/全周換気工法(基礎パッキン仕様)
基礎は、地盤に杭を打ち込んで造る「杭基礎」と、地盤の上に直接造られる「直接基礎」の2種類があり、『ベタ基礎』は「直接基礎」に分けられます。そのうち、住宅に多く用いられるのは「ベタ基礎」か「布基礎」で、ハスカーサは、「防湿ベタ基礎」になります。
ベタ基礎 | 布基礎 | |
---|---|---|
メリット | ・耐震性に優れる ・湿気が建物まで上がらない ・シロアリ被害を防ぎやすい | ・コストを抑えやすい ・寒冷地に向いている |
デメリット | ・コストが高い | ・耐震性はベタ基礎と比べて不利 ・ベタ基礎と比べて湿気やシロアリ被害を受けやすい |
上記の通り基本的にはベタ基礎が優れていますが、正直なところ布基礎を採用していたのは40~50年前が多く、今はどこのHMもベタ基礎採用が多いのでそれほど心配いりません。
4.保証/アフターメンテナンス

ロングサポート60Plus(30年無償点検付き、条件付永久保証)
ハスカーサの保証は、大手ハウスメーカーに匹敵する30年初期保証+無償点検+60年目特別点検になります。30年目以降は10年や15年単位で有償点検保証に入ることができます。
ミドルコストHMでは、10年〜20年の初期保証や50年〜60年以降の有償保証がないところが多い中、ハスカーサは初期保証30年・60年以降も有償保証ありとかなり手厚いです。
地域密着型工務店ならではですね。1969年創業で50年以上の歴史、5つのHMブランド部門、不動産業、自社研究所、自社プレカット工場(加工実績21年間全国1位)などなど関東で幅広く手掛けてるので長い目で見ても安心かと思います。
→POLUS/ハスカーサ公式サイト保証・アフターメンテナンスページ
ちなみに周った中では、他には桧屋が30年初期保証とのことでした。
5.対応可能な補助金事業

ZEH/長期優良住宅/子育てエコホーム/東京ゼロエミ住宅導入促進事業(東京都のみ)など
ZEH・長期優良住宅・子育てエコホーム・東京ゼロエミ住宅導入促進事業全て対応可能です。
その他の補助金事業にも該当するか丁寧に確認してくれますので、気になるものがあればお問い合わせしてみてください。
うちは契約前から確認を取り、申請の時期も逆算したりと色々相談をしてたのですが、レスポンスも早くてかなりお世話になりました。

補助金は大助かりだにゃん。
建物外部
1.屋根材

ケイミュー コロニアルグラッサ
標準はケイミューのコロニアルグラッサ。その他にガルバリウムと瓦を比較される方も多いかと思います。
ガルバリウムは少しプラスになりますがそこまで大差はなく、瓦ははっきりと価格差が出ておりました。

コロニアルグラッサは色が豊富で16種類から選べます♪うちは、太陽光パネルに色を合わせて一番ノーマルな「グラッサ・ブラック」にしたけど、他の色も絶妙でかわいい!
2.外壁

アイカ/ジョリパットアルファ 佐官アートクリフ仕上げ
ジョリパットアルファの色は驚きの141色。ただハスカーサ独自の契約カラーがあり、専用の見本色以外の色は基本的にNGですが、気になるものがあれば聞いてみると意外にOKな色もあります。
我が家は、アイ工務店と検討していたこともあり、アイ工務店標準装備のニチハFu-geプレミアムに惹かれ、同等の外壁でお願いしたところケイミューの光セラ18に決まりました。
大手HMでは塗り壁を推奨してるところもあるくらい塗り壁はおしゃれで味がありますが、メンテナンスの点からサイディングに変更する方も多いようで、専用のオプション案内が準備されています。屋根材もケイミューを使用してるところを見るとケイミューに強いのかもしれません。

我が家は外壁を含めオプションを諸々盛り込みましたが、総体的にアイ工務店より安かったです。
3.玄関ドア/サッシ(窓)

玄関ドア: YKKAP 断熱ドア/ サッシ(窓):YKKAP 樹脂サッシAPW330
高性能な樹脂サッシで有名なYKKAPの商品。窓と合わせて玄関ドアもYKKAPで揃います。
窓は複層ガラスで、断熱性・機密性が高く冬は暖かく夏は涼しくを実感しています。また窓を閉めると外の音がほぼ聞こえないので集中したいときには大変助かってます。
4.断熱/耐震

断熱等級6/耐震等級3
ハスカーサの断熱等級6は、ZEH(等級5)を上回る高水準で、2×6工法や樹脂サッシによる超高断熱を得意としています。
その他にもポラス内に、「ポラス暮し科学研究所」という、地震に関する研究開発や、住宅の耐震性能向上に特化した研究所があります。
初回打ち合わせでは、ポラス独自の3D地震シミュレーションによる揺れの再現実験を見せてもらい、当時発生した地震災害をもとに対策研究を進めていたため、その対応の早さと専門性にびっくりしたのを覚えています。

建築前に1棟1棟全てに耐震シュミレーションを行うのは、ハスカーサならではですね!
地域密着型の工務店として、地域の地盤調査やデータ収集、耐震に関するパンフレットの整備など、耐震対策にかなり力を入れていれています。